ITS情報通信システム推進会議

私たちは情報通信技術を活用し、世界で最も安全で環境にやさしく経済的な道路交通社会の実現に寄与します。

部会の活動

+第65回企画部会開催

2024年10月10日(木)に第65回企画部会を開催し、専門委員会・WG活動報告(活動経過、今後の取り組み等)
および「第2回自動運転インフラ検討会」概要報告等その他の議論について、意見交換を行ないました。



発表内容
T.専門委員会・WG活動報告
 1.技術企画委員会
  ・第21回技術企画委員会を開催し、モビリティ分野のデータ基盤および新東名高速道路建設中区間を
   利用した「高速道路の自動運転時代に向けた路車協調実証実験」について情報共有を行う方向で
   開催時期などを調整中
 2.高度化専門委員会
  ・無線方式検討TG、次期システム企画TGおよびセルラーシステムTGは、自動運転に関わる通信の
   検討をサスティナブルITS推進委員会 協調型字度運転方式検討WG(テーマ1)に移行した
  ・CAV検討TGは、2024年11月ITU-R WP5A会合でのM.[FUTURE-ITS]検討への日本からの入力
   内容について引き続き議論を進めている
 3.国際対応専門委員会
  ・ITS世界会議2024 Dubai大会での総務省セッションSIS 67開催支援や海外専門家との意見交換を
   実施しこれらをMSCセミナーの場で報告予定
  ・国際標準化推進TGは、AWG-33会合(9月)に向けた寄与文書案を確認した
  ・12月24日開催予定のMSCセミナーについて開催案内を10月24日前後に送付予定
 4.700MHz帯ITS実用化専門委員会
  ・一般道の安全運転支援・自動運転支援のメッセージセット更新として、新たなガイドライン制定と
   RC-016「自転車・歩行者事故防止支援システム向け実験用通信メッセージガイドライン1.0版」を
   改訂する方向で議論中、高速道路の合流部自動運転支援および先読み情報提供のメッセージセット
   更新として、RC-018「自動運転通信活用ユースケース向け700MHz帯高度道路交通システムの実験
   ガイドライン〜SIPユースケース対応〜1.0版」を改訂予定
 5.5GHz帯路車間通信WG
  ・総務省令和6年度周波数ひっ迫対策技術試験事務「5.9GHz帯5G-V2Xシステムに関する技術的検討」
   について、受託者からの協力依頼に応じ、受託者開催の個別会合にWGメンバーが参画し、ETC/
   ETC2.0との干渉検討に関して議論や審議を進めていく予定
 6.ITSプラットフォームWG
  ・複数通信メディアとマルチアプリケーション管理に向けた検討は、今後、サスティナブルITS通信
   アーキテクチャ検討WGのS-ITS通信ユースケース検討SWGで詳細検討を進めていく
 7.ミリ波WG
  ・CAV 検討TG、国際標準化TGと連携したITU-R/WP5Aでのミリ波関連動向の注視、76GHz帯レーダ
   EIRP化対応と電波天文との協議再開に向けた取り組み状況、ミリ波の他システムとの干渉、共存
   検討(24GHz帯無線電力伝送システム、60GHz帯広域センサ)、AWG-33(9月開催)への対応に
   ついての報告
 8.広報WG
  ・ITS世界会議2024 Dubai大会に向けた展示パネル更新、2024年度総会の運営支援、サスティナブル
   ITS推進委員会テーマ5「ITS に関わる新技術・システムを担う技術者の確保・育成」の検討協力
   などの実施、WG活動内容・体制再構築に向け検討中
 9.サスティナブルITS推進委員会
  ・全体活動として、ITS情報通信システム推進会議25周年記念として総会において感謝状贈呈を実施
   したこと。個別テーマとして、テーマ3(社会課題対応と新たな価値創造)での検討会開催と今後の
   計画、テーマ4(国内・国際協調を継続的に促進する体制構築)での外部団体連携に向けた活動状況、
   テーマ5(ITS に関わる新技術・システムを担う技術者の確保・育成)の活動メンバー募集と活動
   内容検討の状況報告
 10.協調型自動運転通信方式検討WG
  ・WG開催状況、参加メンバーの動向、企画SWG/ 新UC検討SWG/ V2X実証検討SWGの活動状況に
   ついての報告
 11.サスティナブルITS通信アーキテクチャWG
  ・WG開催状況、ならびに、S-ITS通信ユースケース検討SWGの活動状況についての報告

U.第2回自動運転インフラ検討会について

V.その他
 ・企画部会構成員名簿
 ・2024年度予算執行状況
 ・今後のスケジュール

当日配布した企画部会資料は会員向け資料でご覧いただけます。