ITS情報通信システム推進会議

私たちは情報通信技術を活用し、世界で最も安全で環境にやさしく経済的な道路交通社会の実現に寄与します。

会長挨拶

山本圭司会長

 ITS情報通信システム推進会議は、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)の推進に向けて、民間企業・政府関係機関等約100団体が業種の枠を超えて集結し、ITS情報通信システムの研究開発や標準化の推進および普及啓発活動を行う団体です。1999年の設立以来、DSRC(狭域通信)、700MHz帯高度道路交通システム及び79GHz帯高分解能レーダーの標準規格の原案策定など、具体的な成果を生み出して参りました。

 現在、VICSやETCなどのITSは道路交通システムの基盤として定着し、人や物のスムーズな移動に大きく寄与しておりますが、一方で、我が国の道路交通は、交通事故や渋滞などの問題の解決やカーボンニュートラルの実現等、取り組むべき多くの課題を抱えております。加えて、スマートフォン等の情報通信機器や自動運転機能を搭載した車両の商用化などモビリティを取り巻く環境も変化して参りました。

 このような状況において、2023年に閣議決定された「デジタル社会の実現に向けた重点計画」では、デジタル社会の実現のために政府が迅速かつ重点的に実施すべき施策等を定めております。
 その中で、ITSを含む「モビリティ」については、デジタル交通社会全体のアーキテクチャを設計・実装することにより、課題解決を行う必要があると述べられております。

 当推進会議におきましても、モビリティ社会において必要となる通信方式の検討や、ITS用周波数の国際調和に向けた活動等、ITS情報通信システムの研究開発や標準化、普及啓発活動をこれまで以上に推進して参りたいと存じますので、皆様方の一層のご支援、ご協力を賜ります様よろしくお願い申し上げます。

ITS情報通信システム推進会議

会長 山本圭司