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本ガイドラインは、ITS/DSRC上で使用される無線通信の更なる普及促進のため、以下に示す項目を目的としている。 1) ITSアプリケーションサブレイヤによるユーザ利便性の向上 ・DSRC基本アプリケーションインタフェースの適用範囲の拡大によるユーザ所有の車載器の利便性の向上 ・ITSで使用されるDSRC、他の狭域通信及びLTEを使った広域通信 (例えば、ITS FORUM RC-005、IEEE802.11p、ETSI EN 302 636、LTE、4G、5G他等) にも適用可能とするITSアプリケーションサブレイヤを搭載することで、基本APIを用いた様々なアプリケーションへの利用を可能とし、インテリジェント化を容易とする。 2) 下位層の規定に縛られないプラットフォームの構築 ・将来のマルチアクセスに対応可能とする柔軟なプラットフォームを構築することで複数の通信方式に対応しつつ、無線通信機から見た上位とのインタフェースの共通化が図れることで、システム構築時の煩雑化の回避を図る。 ITSアプリケーションサブレイヤ仕様ガイドライン(ITS FORUM RC-014 1.0版) (2,322KB PDFファイル)