平成14年4月17日 
ITS情報通信システム推進会議 

− 地域ITS情報通信モデルシステム調査開発について −

 ITS情報通信システム推進会議は、平成11年7月の設立以来、関係企業、政府関係機関等約200団体が参加し、ITS情報通信システムの研究開発と標準化の推進、ITS情報通信システムに関する普及啓発などの広報活動を行っております。
 このたび、本推進会議は社団法人電波産業会(会長:那須 翔)が行っている「地域ITS情報通信モデルシステム調査開発」の内容がITS情報通信システムに関する一般の方々の理解を深める上で非常に有用と考え、総務省、社団法人電波産業会、関係4自治体の御協力を得て、その概要についてまとめましたのでお知らせいたします。


調査開発の背景   
 高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)の導入は、交通事故、交通渋滞、環境問題の緩和をもたらすとともに、車両への観光情報・地域情報等の提供、物流の効率化、交通弱者に対する歩行者支援等を通じて、地域の抱える諸課題の解決に資するものと期待されています。昨年4月には有料道路自動料金支払いシステム(ETC:Electronic Toll Collection System)の無線通信技術を汎用化した狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communication)システムが制度化されました。DSRCシステムは電気通信技術審議会DSRCシステム委員会の意見として、「導入に際しては、地域の社会的影響度や利用者ニーズ等を踏まえた実証実験等、利用者の視点・声を反映しながら進めるとともに、その成果を情報発信すること等により、アプリケーションの普及やシステムの標準化への寄与に貢献していくことが期待される。」と述べられています。
 社団法人電波産業会では、このような背景の下での総務省からの受託事業として、DSRCシステムを利用した地域ITS情報通信アプリケーションの普及及びシステムの標準化を図るため、地域ITS情報通信モデルシステムの調査開発を行っています。


各地方自治体の計画内容
 社団法人電波産業会は、下表の4自治体の協力を得て、地域ITSにおける情報通信モデルシステムを調査開発することとしており、それぞれのシステム概要は下表のとおりです。また、各システムの実験目的・実験内容・実験場所・実験時期等は別紙1から別紙4までのとおりです。

 
協力自治体 システム概要  
新潟県
効率的な運行計画、運行情報のバスへの提供
情報ニーズのある交通機材が情報取得や更新を行うためにDSRCシステムを利用した「情報スタンド」を活用する。
別紙1
豊田市
・DSRCシステムを利用した入出庫管理・料金清算の自動化
駐車場データベースをもとに、満空情報、残台数情報、待ち時間予測等を提供する。
別紙2
高知県
・DSRCシステムを利用した歩行者向けの情報提供
PDAを利用して地域情報、地図情報、誘導情報等を歩行者に提供する。
別紙3
福岡市
・DSRCシステムを利用した車両管理
中小トラック事業者の多い国際コンテナ輸送における車両識別番号を管理し、車両位置情報、運行管理情報等を提供する。
別紙4


        連絡先:ITS情報通信システム推進会議事務局

           (URL:http://www.itsforum.gr.jp/)
           〒100-0013 東京都千代田区霞ヶ関1−4−1日土地ビル14F
           社団法人電波産業会内 移動通信グループ
           担 当:神田、遠藤
           電 話:03−5510−8596  FAX:03−3592−1103


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